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名前の通り17inchの液晶モニタですが、なんと1280x1024の解像度のものです。 この大きさ、この解像度で6万円弱とは安いです。( 定価は21万らしい^^; ) 勿論これには裏があって、かれこれ2年前の製品である事、それにも増して今更のDSTN液晶であるというのが効いています。にしても、DSTNでこの大きさ・解像度のパネルってのは珍しいんではないでしょうか? 重量は6kg、奥行きは15cm程度(置き台の奥行き)です。 |
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Windows95の起動ロゴ。これは元々320x240のイメージですが、これを640x480の領域で表示されてます。 |
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1024x768の解像度で表示した画面。普通のTFT液晶ディスプレイはこの解像度なので、1280x1024の広さが判りますね。 |
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STNタイプ液晶の原理的な問題、線引きノイズ。 STN液晶はX,Y方向にそれぞれ交差するように配置されている電極をスキャンし、その交点にあるドットの液晶をコントロールする方式です。コントロールラインがドット毎に独立していないため、線引きノイズが出やすい特徴があります。 というわけで、これはmobioのSTN液晶です。”ヘルプ”の”へ”に掛っている筋が分かりますね。 ちなみに、DSTNはSTNの改良版で電極のスキャン周期を半分にして ( DSTNのDはDual scanのD ) 反応速度をアップしたものです。画質そのものには関しては、DSTNもSTNも違いはありません。 |
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こちらが今回のFTD-GD17-CPの画面です。こちらはほとんど分からないです。 |
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こちらは専用のvideoカード。Intelに買収されたChips&Technology製の68554が乗ってます。珍しいのはMade in Japanってことです。最近では台湾製が多いので珍しいですね。 |
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68554チップです。97年41週製造です。 |
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ビデオメモリはアクセスタイム30nsのEDO DRAM。Silicon MAGIC製です。 |
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デジタルインターフェースコネクタ付近です。digital-ioチップでしょう。 上に見える白いコネクタは液晶ディスプレイに電力を供給するため、電源ユニットからの12Vを接続するコネクタです。これがあるんで液晶ディスプレイ本体との接続はケーブル1本です。 |
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アナログ出力コネクタ付近です。3つの白い部品はEMIフィルタでしょう。ここの設計で画質が決まってきます。 このボードに関してはまだアナログ接続を試してみてないんで、アナログの出力品質は不明です。 |